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復習は速聴で! [知識の記憶]

以前、速聴の音声教材は「一石三鳥」だと述べました。何回も復習できるので記憶上有利であることや、頭が活性化されること、集中しやすいこと等、速聴にはいろいろなメリットがあります。


音声教材を一番最初に聞く場合はノーマルスピードで聴き、復習は1.5倍速や2.0倍速で行うのがおすすめです。復習では大まかな内容がわかっているため、速聴でも十分に理解できるでしょう。


また、いわゆる速聴ソフト(倍速音声を作ったり再生したりするソフト)を用意しておくと便利です。自分にとって一番しっくりくる速度で復習できるからです。


最近の速聴ソフトは進化しており、音質も改善されています。また、映像を扱えるものあるので、利用価値は高いでしょう。



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試験勉強のステージ [知識の記憶]

試験勉強には“ステージ”があります。最低でも「前期」と「後期」の2つに分けて考える必要があります。なぜなら、「前期」と「後期」とでは勉強のやり方が異なるのが普通だからです。


「前期」では知識の理解と記憶をメインに行います。つまり、“インプット”のステージです。


それに対して、「後期」では問題を解いて解答を書く練習をメインに行います。つまり、“アウトプット”のステージです。


実際には、もう少し細かく考えた方がよいかもしれません。


試験直前の「完成期」や、
勉強初期の「導入期」


などです。「導入期」は試験勉強の計画を立てるときに、勉強内容の概要を知っていた方がよいので、全体を俯瞰するための期間です。勉強内容の骨格に相当する部分のみをザーッと短期間で学びます。


 


タグ:試験勉強

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スマートフォンの利用 [知識の記憶]

まとまった勉強時間が取りづらい人の場合、いつでもどこでも“ちょちょっと”復習できるような態勢を作っておくことが大事です。


その意味で注目すべきなのがスマートフォンですね。携帯なので、“いつでもどこでも”という条件は初めからクリアしています。


あとは、“中身”。復習すべき内容をどうするか、です。


無料、もしくは安いアプリも多いので、使えそうなものが見つかればそれを利用するのもよいでしょう。


もう1つは、自分でクリッピングして作ってしまうという手もあります。例えば、Evernoteという(無料)アプリがあります。“神アプリ”とも呼ばれているそうですが・・・


これを利用すると、パソコンからもスマートフォンからもクリッピングができ、どちらからも同じ情報にアクセスできます。パソコンで教材などの文章・画像をEvernoteのサーバにアップロードしておけば、スマートフォンを使って、いつでもどこでも復習ができます。


 



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記憶術の活用 [知識の記憶]

記憶術はきちんと活用すれば、かなり効果があります。記憶に要する時間を大幅に短縮したり、逆に、同じ時間で記憶する量を大幅に増やしたりできます。


問題は、記憶術の習得段階で挫折してしまう人が少なからずいることです。これは、記憶術がどういうものかを知ることで、ある程度避けられます。


記憶術には「イメージ化」という右脳系の働きを利用したものと、それ以外のものがあります。それ以外のものの中には、左脳系とハッキリ謳った手法もあります。


一般的に右脳系の記憶術は強力であるもののマスターするのが難しいと言われています。特に左脳の機能が優位になった大人では、マスターしづらいでしょう。


それに対して、左脳系の記憶術はマスターするのが比較的容易です。


これらの事をわかった上で、どういう種類の記憶術を選ぶかを考えてみてください。


 


タグ:記憶術

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マーキングを活用しよう [知識の記憶]

参考書や問題集、単語集、熟語集、年表などにアンダーラインや星印などの印を付ける(マーキング)と、復習の効率を大幅に上げることができます。まあ、誰でも頭ではわかっている事だとは思いますが・・・。


アンダーラインを上手に引くと、その部分を見返すだけで1通りの復習ができてしまいます。逆に、“ここだけ確認すれば大丈夫”と思われる範囲にアンダーラインを引くようにすればよいのです。


ポイントは、アンダーラインを引く箇所が多すぎず、少なすぎず、ということです。多すぎれば復習に時間がかかりすぎるし、少なすぎれば重要事項が抜けてしまいます。


この点に関しては参考書の詳しさや自分の知識量にもよるので、アンダーラインを引く箇所を何%にするのが良いとは、一概に言えません。


また、復習を何回も行ううちに、もう見直す必要のない部分も出てきます。そこで、アンダーラインを色分けするとか、別の印を追加するなどして区別すると、さらに効率的な復習が可能になります。


タグ:マーキング

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細切れ時間の利用 [知識の記憶]

高速勉強には時間の使い方も大事な要素です。特に、社会人が仕事をしながら試験勉強を行う場合には、細切れ時間の活用をせざるを得ません。


それには準備が物を言います。記憶を確認するためのカードを作って持ち歩くとか、音声教材を自分で作って通勤時間に利用するとか、やろうと思えばいろいろな方法が考えられます。


音声教材といえば、2倍速とかで再生すると効果がよりアップします。


● 1回聞く時間が短くてよいので何回も聞ける
● 時間が短い方が集中して聞ける
● 高速の音声を聞くことで脳が活性化する


一石三鳥ですね。


ジャンルによっては自分で作らなくても、既に2倍速や3倍速の教材が作られていることもあります。そういった教材も有効活用するとよいと思います。



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よく使う知識は最初に覚えてしまう [知識の記憶]

要領のよい勉強法の1つとして、いずれさんざん使うことがわかっている知識は、最初に一気に覚えてしまうという方法があります。


小学校の算数で、掛け算の習い始めに九九を暗記するのもこのやり方です。その時は大変ですが、一旦覚えてしまったらあとは掛け算が楽になりますね。


このような事が中学や高校の勉強でもあるのです。その典型的な例が英単語・英熟語です。英文法や古語などもその類ですね。


大学入試に必要な英単語が5,000語とかあって、どうせそれを覚えなければいけないのであれば、高校のなるべく初期の段階で覚えてしまうことです。


経験者はわかると思いますが、教科書や参考書に出てくる英単語・英熟語を一々辞書を引いて調べるのは大変効率が悪いです。それだったら、英単語集や英熟語集で2~3ヶ月かけて覚えてしまう方がはるかに効率が良いですね。


え?そんなに一気に大量に記憶できないって?


藤本式記憶術武田式暗記術などというテクニックもありますので、参考にしてください。


タグ:暗記 記憶術

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復習の効果(2) [知識の記憶]


人間の記憶には特徴的なことがいろいろあります。

例えば、覚えた知識は放っておくと数時間で急速に忘れます。逆に、2日経っても覚えている知識は、その後もあまり忘れません。(エビングハウスの忘却曲線)

また、忘れてしまった知識も、もう一度覚え直すことによって忘れにくくなります。2回、3回、4回、・・・と繰り返し覚える事によって、どんどん知識は定着していきます。

このような人間の記憶の特徴を生かした復習方法は、最初の記憶作業後、短期間のうちに復習を繰り返すことです。例えば、

● 1回目の復習: 1時間後
● 2回目の復習: 1日後
● 3回目の復習: 1週間後
● 4回目の復習: 1ヶ月後

というスケジュールで復習を行うと効果的です。ポイントは、1回目、2回目あたりの時間間隔を短くすることです。




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復習の効果 [知識の記憶]



勉強に復習は付きもの。復習の効果を疑う人はほとんどいないでしょうが、どの程度の効果があるのかを正確に把握している人もまた少ないでしょう。

一定の時間を、「理解&記憶」と「復習」にどういう比率で時間配分すれば学習効果が高いかを調べた実験データがあります。「理解&記憶」100%(復習なし)の場合の記憶量を1とすると、

● 「理解&記憶」100%, 「復習」 0% → 1
● 「理解&記憶」 80%, 「復習」20% → 1.4
● 「理解&記憶」 60%, 「復習」40% → 1.5
● 「理解&記憶」 40%, 「復習」60% → 1.6
● 「理解&記憶」 20%, 「復習」80% → 2.1


という結果が得られています。

復習に十分に時間をかけるほど、記憶がしっかり定着する様子が見て取れます。特に、80%の時間を復習に使った場合は、復習なしの場合の2倍以上も学習効果が高いんですね。別の実験では、学習効果が4倍も違うという結果も出ているそうです。

参考書を1回読んで終わりではなく、その4~5倍の時間をかけて復習することが大事であるということです。





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